劇作家、演出家、翻訳家という多面かつ多彩な才能で演劇と関わり、自身の劇団「DULL-COLORED POP 」を率いる他、大劇場でのプロデュース公演作品も手掛ける谷賢一さん。あうるすぽっと初登場の今回は、イギリス演劇界でも高く評価されている、注目の若手女性作家ポリー・ステナムの『TUSK TUSK』を演出します。大都会の片隅で孤立する15歳を頭にした三兄妹弟。その視線を介してあぶり出される、私たちの日常とも背中合わせにあるような、崩壊した家族制度と社会の歪みを、気鋭の演出家はどう舞台に立ち上げるのでしょうか。
特定のジャンルやカテゴリーに収まりきらない、まさに混沌を体現したようなプレイで、音楽ファンのみならず、演劇や舞踏、美術など多種多様な興味を持つ人を惹きつけるパフォーマンス集団・渋さ知らズ。少人数のユニットから大編成のオーケストラまで変幻自在に姿を変え、ライブハウスや劇場に留まらず世界各地の路上にも繰り出す渋さ知らズは、様々な年代の方々の支持を得ています。今回の多角的ワークショップ&ライブ『渋さ知らズ de 怖いもの知らズ』にあたって、彼らを率いる不破大輔さんにその魅力と見所を伺いました。