「へんしんっ!」石田智哉監督からメッセージをいただきました!

11月1日(土)14:30上映

映画「へんしんっ!」予告編 [Youtube]

葛藤を超えて、表現を問う、魂の探求の記録。

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「しょうがい(生涯/障害)」と「表現活動」を考えたい。
これが『へんしんっ!』の制作動機でした。異なる身体条件の人と出会い対話を重ね、そこでは映画に描ききれないぐらい個々の芸術活動の多彩さがあり刺激的でした。
ただ一方で、自分が「映画を作る理由」について葛藤が生まれました。砂連尾(じゃれお)理さんは自分と映画スタッフの間に流れる「ジリジリ」としたものを察し、ある提案をし、ここから映画が動き始めます。映画が思わぬ方向へと転じていく過程をぜひ共に体験してほしいです。
またこの映画には自分がこれからも探り続けたい、いくつもの問いかけを込めてもいます。

「なぜ人は葛藤しながらも表現することを追い求めるのだろうか?」
「芸術活動だけでなく、生活の中で誰かに何かを伝えることも表現することではないだろうか?」
「自分の身体を撮り、映像編集することで見えてくる身体の別の側面とは何か?」

アフタートークでは美月めぐみさんとさまざまな話ができたらと思っています。
ご来場お待ちしています!

石田智哉

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『へんしんっ!』
第42回ぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2020」グランプリに輝いたドキュメンタリー。
電動車椅子を使って生活する石田智哉監督は、「しょうがい者の表現活動の可能性」について探るべく、演劇や朗読で活躍する全盲の俳優や、ろう者の通訳の育成に尽力するパフォーマーなど多様な「ちがい」を橋渡ししている人々を取材する。やがて監督は、「しょうがい」を「コンテクストが違う身体」と表現する振付家に誘われ、パフォーマーとして舞台に立つことになる。

監督・企画・編集:石田智哉
キャスト:石田智哉、砂連尾理、佐沢(野﨑)静枝、美月めぐみ、鈴木橙輔(大輔)、古賀みき
プロデューサー・録音:藤原里歩
撮影:本田恵、壺井 濯、柗下仁美
整音:橋本昌幸
字幕監修:北川光子、木山直子、佐沢(野﨑)静枝 
音声ガイド制作:鈴木橙輔(大輔)、美月めぐみ、平塚千穂子
ナレーション:ぺんぺん
協力:バリアフリー演劇結社ばっかりばっかり、立教大学しょうがい学生支援室、立教大学ボランティアセンター、バリアフリー映画上映会実行委員会 ほか
指導教授:篠崎誠 
配給:東風
第2回 立教大学 映像身体学科学生研究会 スカラシップ助成作品 


上映会詳細・申込みはこちら

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[画像説明]石田監督、撮影スタッフ、録音スタッフとの対話の様子

2025年10月20日|公演情報


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