としまアート夏まつり2021 子どもに見せたい舞台vol.15ダンス劇『マリーの夢』公演中止について
当公演関係者に実施しましたPCR検査におきまして、8月5日(木曜)、新型コロナウイルス感染症の陽性反応者が確認されました。
8月10日(火曜)から15日(日曜)まで上演を予定しておりました当公演では、開催に向け、お客様と公演関係者の安全確保を最優先に新型コロナウイルス感染予防のため各種ガイドラインに基づく対策に取り組み、万全の感染予防体制にて稽古を進めておりました。
劇場関係者には現在のところ濃厚接触者は確認されておりませんが、昨今の新型コロナウイルスデルタ株の強い感染力に鑑み、万全の状態で公演を実施することが困難であると判断し、やむなく全公演中止いたします。
引き続き、各種ガイドラインに基づき、施設の消毒等感染拡大防止に努めてまいります。
ご鑑賞を楽しみにされていたお客様、関係者の皆様には、大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。
本公演のチケット払い戻しにつきましては、こちらからご確認をおねがいします。
公益財団法人としま未来文化財団
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三大バレエ「くるみ割り人形」の原作として知られる
童話『クルミわりとネズミの王さま』(ホフマン作)を題材に
喋る・歌う・踊る「ダンス劇」で繰り広げる幻想的な物語
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[配役]
ドロッセルマイヤー 鴨川てんし
パパ ATSUSHI
ママ 中村 蓉
ルイーゼ 東出宜子
フリッツ 福島玖宇也
マリー 稲葉由佳利
くるみ割り人形 原 佑介
あの日の妖精/ネズミリンクス夫人 岡本 優
ネズミの王さま 熊谷拓明
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[あらすじ]
マリーは、3 きょうだいの末娘。ある年のクリスマス。 たくさんのプレゼントのなかでマリーがいちばん気に入ったのは、 大好きなドロッセルマイヤーおじさんがくれた不格好なくるみ割り人形でした。
ドロッセルマイヤーが語る「かたいくるみのおはなし」 とは。ネズミの王さまとくるみ割り人形の秘密とは。
マリーの夢は、本当に夢なの!? それとも......!?
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★熊谷拓明さんインタビュー掲載★
詳細はこちらから
キャスト/スタッフ
【原作】『クルミわりとネズミの王さま』E.T.A.ホフマン作 上田真而子訳(岩波書店刊)
【作・演出・振付】熊谷拓明
【美術】松岡泉 【音楽・音響】余田崇徳 【照明】影山雄一 【衣裳】生田志織
【ヘアメイク】タカダヒカル 【台詞ケア】久世孝臣 【舞台監督】鈴木章友
【宣伝美術】ヒゲプロ 【プロデューサー】師岡斐子
【出演】
鴨川てんし(燐光群) ATSUSHI(Blue Print) 岡本 優(TABATHA) 中村 蓉
東出宜子※ 原 佑介※ 稲葉由佳利※ 福島玖宇也※ 熊谷拓明※
(※=踊る「熊谷拓明」カンパニー)
『マリーの夢』 上演に向けて
小学生の頃から短い脚本を書いて、友達にビデオカメラの前で演じてもらっていました。そしたら今度は中学生時代に出会った「ダンス」に魅せられ、いつしか海外で踊る日々が来て、そしてこれまでに熱中した事、夢見た事の点と点が繋がり41歳になりました。
そんな現在、ダンス劇「マリーの夢」を創作する事は僕の生活にワクワクをプレゼントしてくれました。
8月にこの作品に出会う全ての子ども達、大人達にワクワクを届けたい。
お待ちしております。
熊谷拓明
ダンス劇『マリーの夢』稽古場風景
【プロフィール】
●熊谷拓明(くまがいひろあき)
ダンス劇作家 踊る『熊谷拓明』カンパニー主宰
8歳の時に観劇したミュージカルに衝撃を受け、一人で踊る日々を送り、独学に限界を感じ15歳より札幌ダンススタジオマインドにて宏瀬賢二に師事。2008年〜2011年、シルク・ドゥ・ソレイユ『Believe』に出演。独創的な即興のソロパートでアメリカ合衆国ラスベガスにて850ステージに立つ。帰国後は自身のオリジナルジャンル「ダンス劇」を数多く発表。これまでに『夜中に犬に起こった奇妙な事件』(振付)、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017『不思議な森の大夜会』(演出・出演)、 めぐるりアート静岡2019参加作品 野外ダンス劇『近すぎて聴こえない』(演出・出演)、おうちで見よう!あうるすぽっと2020夏『おはなしの絵空箱』(ステージング・出演)など。2021年はノゾエ征爾脚本・演出『ぼくの名前はズッキーニ』、加藤シゲアキ脚本・瀬戸山美咲演出『染、色』など話題公演の振付を手掛ける。
●鴨川てんし(かもがわてんし)
劇団空間演技を経て、1992年より燐光群に参加。『くじらの墓標』、『だるまさんがころんだ』(読売演劇大賞選考委員特別賞)、『リタイアメン』、一人芝居『生きのこった森の石松』等の他、最近作『草の家』『天神さまのほそみち』でも評価を受けている。前進座、木山事務所、明治座の作品や、二兎社『新・明暗』、メメントC『ダム』(文化庁芸術祭優秀作品賞)、あうるすぽっとこけら落とし公演『海と日傘』等に出演。映画では、岡本喜八『ダイナマイトどんどん』、熊井啓『日本の黒い夏−冤罪』、原田眞人『日本でいちばん長い日』などの作品に出演している。
●ATSUSHI[Blue Print](あつし)
16歳でダンスを始め、数々のダンスコンテストやダンスバトルで優勝し、日本テレビ『少年チャンプル』出演。年間を通して都内、地方で数多くのダンスイベントのショーに出演し、メジャーからアンダーグラウンドまで垣根を越え、活躍の場を広げている。2011年にBlue Printのメンバーとして旗揚げ公演参加をきっかけに役者活動を開始。Blue Printではエキセントリックな動きと演技で個性的なキャラクターを演じている。 2020年には自身が作詞、歌唱をしている「魂の歌」を各音楽ストリーミングサービスにて配信。現在は主に舞台公演を中心に精力的に活動している。
●岡本優[TABATHA](おかもとゆう)
ダンサー/振付家。3歳よりクラシックバレエを始める。ヒップホップやジャズダンス、タップダンスなども経験。2011年桜美林大学卒。木佐貫邦子に師事。これまでに笠井叡、木佐貫邦子、笠井瑞丈×上村なおか、近藤良平、伊藤千枝、黒田育世、熊谷拓明(「上を向いて逃げよう」「舐める、床。」) 等の振付作品に参加。全員めがねの爆発ダンス集団”TABATHA”主宰。全ての総合演出を担う。国内外、空間を選ばず創作しパフォーマンスを行う。これまでにWiz World Dance Festival2016(韓国・仁川)、Sibu International Dance Festival2019(マレーシア・シブ)に参加。MV等の映像作品にも出演。CM・アイドル・演劇作品に振付も行う。“Studio RADA”バレエ講師、”STUDIO LUCE”コンテンポラリーダンス講師。トヨタコレオグラフィーアワード2012ファイナリスト、横浜ダンスコレクション2019<若手振付家のための在日フランス大使館賞><シビウ国際演 劇祭賞>などを受賞。
●中村蓉(なかむらよう)
早稲田大学在学時コンテンポラリーダンスを始める。小野寺修二、近藤良平、室伏鴻の振付作品に出演、アシスタントを務めた後、自身の作品をルーマニア・シビウ国際演劇祭、東アジア文化都市式典(韓国光州・横浜)など国内外で上演。二期会オペラ『ジューリオ・チェーザレ』やロックバンドsumika「MAGIC」MVの振付も担当。2018年ドイツに2ヶ月滞在し振付したマインフランケン劇場製作オペラ『NIXON IN CHINA』(演出:菅尾友)はバイエルン放送が選ぶ年間ベストプロダクション10に選出された。他にダンサーとして郷ひろみ「笑顔にカンパイ!」MVにも出演。〈歌謡曲スイッチ〉と題し、歌詞に登場する人物になり切って踊るダンスワークショップを各地で展開中。第1回セッションベスト賞 横浜ダンスコレクションEX審査員賞・シビウ国際演劇祭賞(2013)第5回エルスール財団コンテンポラリーダンス部門新人賞などを受賞。
●東出宜子(ひがしでのりこ)
高校生の時に劇団ひまわりに入団。18歳で初めて受けた舞台のオーディションで主役に抜擢される。23歳の時に表現の幅を広げる為ダンスを始め、これまでに剛力彩芽、三浦大知のLiveなど様々なアーティストのサポートダンサーや各種公演でその実績を重ねている。また、得意な歌を活かした“歌いながら踊る”という領域での活動も増え、ミュージカル出演、小劇場での芝居に出演するなど他方面で活躍中。2020年12月より、踊る「熊谷拓明」カンパニーメンバー。
●原佑介(はらゆうすけ)
18歳でストリートダンスと出会う。2010年にニューヨークに単身渡米し様々な刺激を受け、帰国後ダンスユニットABANDONを結成し、TRUE SKOOL、次世代ダンスコンテスト、ICE CREAM 2016年 東京予選、優勝。国内外のコンテスト、バトルで好成績を収めている。マイノリティジャンルのtutting, threadなどを軸に、ジャンルに捕らわれず、感覚を絞り出し構築されるダンスは、独特な空気感を漂わす。2020年12月より、踊る「熊谷拓明」カンパニーメンバー。
●稲葉由佳利(いなばゆかり)
4歳より佐々木三夏バレエアカデミーにて佐々木三夏・池端幹雄・鎌田あす香に師事。コンテンポラリーダンスを平田恵子・熊谷拓明に師事。大和シティーバレエ『Summer concert2020想像×創造』熊谷拓明振付作品『耳なし芳一』、CAT-A-TAC「しまね伝統芸能祭」オープニング公演『石見神楽×ダンス SHOKI〜鐘馗』に出演。平山素子、近藤良平、児玉北斗、キミホ・ハルバート、作品などにも出演。2020年12月より、踊る「熊谷拓明」カンパニーメンバー。
●福島玖宇也(ふくしまくうや)
小学校から高校卒業までひたすら野球に打ち込むが、大学では演劇の道へ。トニー賞を3度受賞したHinton Battle氏が校長を務めるHinton Battle Dance Academyに大学在学中に合格し、1期生として多ジャンルを世界的ダンサーたちから3年間無償で学ぶ。2019年にはニューヨークのダンスサマープログラムに奨学金を得て参加。2020年公開の大林宣彦監督映画『海辺の映画館-キネマの玉手箱-』にダンサー出演するなど映像作品にも活動の場を広げている。吉本興業所属。2020年12月より、踊る「熊谷拓明」カンパニーメンバー。
出演者変更のお知らせ
本公演に出演を予定しておりました五十嵐結也さんは、諸事情によりやむなく降板することとなりました。
代わりまして、ATSUSHI(Blue Print)さんにご出演いただきます。
出演者・スタッフ一同、引き続き、開幕を目指して努めてまいります。
出演を楽しみにしてくださっていた皆様、ご関係の皆様にご心配とご迷惑をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます。