『天守物語』
明治大正に活躍した浪漫作家・泉鏡花原作の戯曲『天守物語』。妖の世界を描く奇々怪々な幻想綺譚は彼の存命中には上演が叶わなかった作品である。
今回男組、女組と二組に別れての男女別班公演を池袋あうるすぽっとにて上演する。
女組は男性役も女性役も全てを女性キャストが演じ、男組はメインキャストの一部を除き男性役も女性役も全て男性が演じるという、"歌劇"と"歌舞伎"を同時上演するかのような、前代未聞の公演である。
歌と舞踊を交えた歌劇として新しい『天守物語』の世界を描き出す。
日常に多く存在する【禁忌Taboo】や【境界Border】を美しさの力で飛び越え、劇空間全体を装飾します
STORY
白鷺城の天守には世にも美しく残酷な姫【富姫】がいた。
人間に住処を奪われた御伽や妖たちは、姫を慕い白鷺城に集う。
一方、人間は天守に眠る財宝を目当てに白鷺城に攻撃を仕掛ける。
そんな中、姫は天守に迷い込んだ鷹匠の青年【図書之助】と禁断の恋に落ちるのだった。
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キャスト/スタッフ
【出演】
女組
富姫/鳳あづま
白鷹/麻央侑希(元宝塚歌劇団)(特別出演)
朱の盤坊・徳田秋聲/桜花昇ぼる(元OSK日本歌劇団トップスター)(ゲスト)
亀姫/星波(株式会社ジュネス所属)(ゲスト)
泉鏡花・図書之助/剣颯天
東堂慶太郎/月華まきな
他
男組
富姫/鳳あづま
泉鏡花・図書之助/新宮乙矢(劇団め組)(ゲスト)
朱の盤坊・徳田秋聲/藤原習作(劇団め組)(ゲスト)
白鷹/芳琳時生(日本舞踊芳琳流)(ゲスト)
亀姫/西井幸人
慶太/石原 健太
他
【芸術監督・演出】鳳 あづま
【脚本】祭鈴
【振付】猿若清三郎(猿若流九世家元)
【舞台監督】伊藤清一
【照明】柳田 充
【音響】小川陽平
【衣装】摩耶
【宣伝イラスト】皐月 恵
【かつら】石塚敏美
【制作】呼華歌劇団
公式サイト
公演カレンダー
●=男組
〇=女組
※上演時間は、約2時間45分(1幕80分/休憩10分/2幕75分 本編終了後ミニショー15分含)
千秋楽公演は休憩なし
※ホワイエ開場は開演45分前、客席開場は開演30分前
※当日券は開演45分前より2階劇場受付にて販売