音楽劇『星の王子さま』

音楽劇『星の王子さま』
チラシダウンロード

COMMENTARY

砂漠に不時着した飛行士が、遠い星から来た少年に出逢う不思議な物語『星の王子さま』は、人間の愛と絆と責任の意味を問う哲学的な作品です。
著者はフランス人作家のサン=テグジュペリ。
世界中の子どもだけでなく大人をも魅了してきたこの作品は、飛行士と王子さまに芽生えた友情を通して、目には見えない大切な「絆」や「愛」とは何か?ということを伝えています。
物語の中では、大人と子どもの考え方の違いが語られています。
大人は目に見えることで物事を判断しがちです。どんな服を着ているか、財産はどうか、データはどうなっているのかetc...。
しかし子どもは違います。相手の外見に左右されません。大事なのは「心で感じた事」―― ただそれだけです。サン=テグジュペリは、心の中におきるあらゆる出来事を、『星の王子さま』という世界を通して描いています。
愛、絆、責任、希望、夢、孤独、絶望、笑い、怒り、喜び、悲しみ、そして生と死までも...。
今から70年以上も前に書かれた作品ですが、まさに今、私たちが再考しなければならない環境問題まで言及されています。
作者が遺したこれらの大切なメッセージを、「文学と音楽が融合した」エンタテイメント作品として、ファンタジックにお届けします。
〝目に見えない大切なもの〟―― それを一緒に探しにいきませんか...。

STORY

とある砂漠の真ん中に不時着した飛行士。見渡す限りの砂の大海原の中、食べ物はなく飲み水も僅か...、孤独で不安な夜を過ごした飛行士は、あくる朝、一人の不思議な少年と出逢う。「ヒツジの絵を描いて...」と現れた少年と話すうち、少年がある星からやってきた王子さまであることを知る。
王子さまの星は小さく、そこには腰掛くらいの高さの火山が三つと、根を張ると星を割ってしまうほど大きくなるバオバブの芽と、よその星から届いた種から咲いた一輪の薔薇があった。王子さまは薔薇を美しいと思い大切に世話をする。ところがある日、薔薇とケンカをしたことをきっかけに、王子さまは、他の星を巡るために旅に出る。最初に訪ねたのは王様の星、二つ目は紳士の星、三つ目は酔っ払いの星、四つ目は実業家の星、五つ目は今までで一番小さな点灯人の星、六つ目はこれまでで一番堂々として立派な地理学者の星。そして七番目に降り立ったのは――地球。そこで不思議なもの・ヘビに会い、たくさんの花の咲く庭を見た王子さまは、ある草原でキツネと出逢い仲良くなる。キツネから王子さまは「ものごとは心で見なければ、よく見えない。一番大切なことは目に見えない。しかし人間たちは、こういう真理を忘れてしまったんだ」と教えられる。
王子さまは、地球に落ちて1年を迎える日に、落ちた地点から自分の星に戻ることになっていた。そして間もなくその日がやってくる・・・

============
★あうるすぽっとへご来場の際はこちらをご一読ください!

キャスト/スタッフ

【作】サン=テグジュペリ 【音楽】中村匡宏 【上演台本】助川順子 【演出・振付】KAZOO


【出演】
河下 楽(AmBitious/関西ジャニーズJr.) 山本一慶 北翔海莉
天真みちる 亜聖 樹


ピアノ演奏:宮川知子


公式サイト

公演カレンダー

曜日
12:00
13:00
16:30
17:30
5月 5日
6日
7日

※未就学児はご入場いただけません。

※上演時間は、約2時間5分(休憩なし)予定
※ホワイエ開場・客席開場は開演の45分前

これまでのワークショップ・レクチャーのご案内
これまでの公演のご案内
ページ上部へもどる