お出かけ支援講座

~文化施設でのアクセシビリティを考え、実践する~

お出かけ支援講座
チラシダウンロード

〝きこえない・きこえづらい〟〝みえない・みえづらい〟方と対面した際に「どう対応すれば良いのか分からなかった」そういった経験をお持ちではないですか? 障害者差別解消法の施行や2020年オリンピック・パラリンピック開催などに向けて、障害者が文化施設に安心して来場できる環境作り〝アクセシビリティ〟の必要性が高まってきています。 本講座では視覚・聴覚障害当事者から、障害とはどういったことなのか・どのような対応をするとバリアが解消されるかを学び、アクセシビリティの向上を目指します。

視覚障害者お迎え編

2017年11月4日(土曜)
レクチャー 10:00~12:30 
ワークショップ 13:30~16:00

講師:美月めぐみ(みづき・めぐみ)
1964年福島県生まれ。先天性の視覚障害。1985年筑波大学附属盲学校卒。1995年「こうばこの会」で、朗読劇に出演しつつ、脚本・演出・劇中歌の作詞・作曲も担当。2006年より鈴木大輔に師事。現在、演劇結社ばっかりばっかり所属の女優として活動中。バリアフリー映画鑑賞推進団体「CityLights」副代表。自身、30年来の演劇ファンとして、劇場にも足繁く通っている。

聴覚障害者お迎え編

2017年11月11日(土曜)
レクチャー 10:00~12:30 
ワークショップ 13:30~16:00

講師:廣川麻子(ひろかわ・あさこ) 
1972年東京生まれ。和光大学在学中の1994年に日本ろう者劇団入団。2009年に1年間、英国で演劇研修。俳優、制作、ワークショップ、企画運営など、演劇を中心とした活動を展開中。演劇企画団体「ヒロカワ企画」主宰、観劇支援団体「NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク」理事長。平成27年度(第66回)文化庁芸術選奨・新人賞を受賞。

講座スケジュール

両日とも 文字支援・手話通訳付き

●レクチャー 10:00~12:30
障害当事者自ら、障害によって感じていること、障害の程度による違い、またどういったバリアが存在しているのかを説明し、「すぐ出来ること」「知識が必要なこと」「プロの助けが必要なこと」の各段階に分け、どのようなサポートが可能で、その際どういったコスト・人手が掛かるのかを交えながら学びます。

休憩

●ワークショップ 13:30~16:00
レクチャーを元に参加者で障害者をお迎えするシミュレーションを行い、サポートのテクニックを習得していきます。
希望者には実習(11月中を予定)も行います。

これまでのワークショップ・レクチャーのご案内
これまでの公演のご案内
ページ上部へもどる