ダンスカフェサロンinあうるすぽっと2017  

現代舞踊学セミナー≪後期≫

現代舞踊学セミナー≪後期≫
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あうるすぽっとからお届けするダンスセミナー

21世紀のダンス地図はめまぐるしく変化しています。20世紀においては、ロシア、フランス、アメリカ、英国、ドイツが世界のダンスシーンをリードしてきましたが、世紀末からは確固たる中心が消滅、多様化するダンス表現のなかでイスラエル、オランダ、ベルギー、カナダさらには北欧、東欧などからも個性的な振付家やカンパニーが台頭してきました。前期ではアメリカ、フィンランド、イスラエルをテーマに取り上げました。この後期では「衣裳デザインから作品を観る魅力」「ローザスから最近のシェルカウイまでベルギーダンスの魅力」「ダンス、演劇の垣根を超えた21世紀の舞台芸術における身体」を取り上げます。現代舞踊の魅力をジャンルを超えて紹介します。

第5回「ベルギーダンス:ローザスを中心にその魅力を語る」

講師:佳手芙美(舞踊評論家)
ゲスト:前田圭蔵(プロデューサー)

1980年代からヤン・ファーブル、ヴィム・ヴァンデケイビュス、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル&ローザス、アラン・プラテルなど多くの振付家が登場。そしてジェローム・ベルやシディ・ラルビ・シェルカウイが登場してきます。ゲストの前田圭蔵が、世界のダンスシーンを牽引するローザスを中心に、プロデューサーの眼でベルギーダンスの魅力を語ります。

佳手芙美(かてふみ)

パリ第8大学演劇・映像学科博士過程DEA修了。パリ在住より雑誌にパリの公演・コンサートを執筆。フランスでシモーヌ・フォルティ、カロリン・カールソン、マース・カニングハムら振付家のワークショップに参加。批評活躍とともに『ダンスの現場から』を主宰。マース・カニングハム、ピナ・バウシュ、ウィリアムズ・フォーサイスら振付家自身が創作活躍を語るフォーラムをプロデュース。またこの『ダンスの現場から』では彼らのワークショップ、写真展など主催。演劇分野ではヤン・ファーブル、美術の分野ではアーティスト・イン・レジデンス、音声メディアでは衛星放送のSt.GIGAのをフランスに紹介。『ダンスの現場から』では、クリエーションとコラボ制作の意味を引き出し、振付家の言葉を伝えることをプロデューサーとして手掛ける。

前田圭蔵(まえだけいぞう)

多摩美術大学芸術学科卒。在学中にポスター・ハリス・カンパニー設立に参加し、パルコ劇場、スタジオ200 などの宣伝協力に携わる。卒業後、世田谷美術館に学芸員として勤務し、その後(株)カンバセーションに入社、プロデューサーとしてメレディス・モンク、ラララ・ヒューマン・ステップス、ネザーランド・ダンスシアター、ローザスなど数々のダンス公演やコンサート制作を手掛ける。現在は東京芸術劇場のスタッフとして舞台芸術に関わる仕事に従事。

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