芸術家と子どもたち セミナー 

【開催中止】「分断」から「共生」へ導く社会づくり

~アーティストによる子どもワークショップの実践を通じて~

【セミナー】「分断」から「共生」へ導く社会づくりは開催中止となりました。

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 「芸術家と子どもたち」では、特別支援学級をはじめ、"障害のある"子どもたちとともに、たくさんのアーティストによるワークショップの場をつくってきました。その中で発揮される、彼らの独創的で刺激的な発想や表現に、アーティストが目を見張り、息を飲み、嫉妬の念すら持ってしまう瞬間に、私たちはこれまで幾度も立ち会ってきました。
 今、日本だけでなく世界中で、自分と異なる他者を「マイノリティ」としてとらえ、批判し、排除しようとする「分断」の動きがじわじわと広がってきています。しかし、私たちは、こうした「マイノリティ」といわれる人々の考え方や行動にふれ、多様な価値観を認め合うことこそが、新しい表現やコミュニケーションを生むきっかけとなり、これからの社会をつくる上で、重要なヒントを与えてくれるのではないかと考えています。
これまでも活動を共にしてきた「障害のある子どもたち」、そしてこれから活動を共にしていきたい「少年院等の矯正教育の場にいる子どもたち」。
 今回のセミナーでは、「分断」によって社会に"⽣きづらさ"を感じている子どもたちがいる2つの場を取り上げ、それぞれの現場で先駆的に活動されている方の生の声も聴きながら、アーティスト・ワークショップが担える役割を考えます。

公式サイト

第1回 矯正教育におけるアーティスト・ワークショップの可能性

①ミニワークショップ
講師=山本ゆかり [リトミック講師・篤志面接委員]、山本一乃 [篤志面接委員]
東京西法務少年支援センター(東京西少年鑑別所)で、実際に行っているボディワークと絵本の読み聞かせの活動を体験します。

②講演
塚越明夫 [篤志面接委員・保護司]
『少年院での活動 ~「共学」から「共生」へ~』

③パネル・ディスカッション
『“矯正”とは何か?』
~子どもたちが社会で生きていくために、アーティスト・ワークショップができること~

パネリスト=
山本ゆかり [リトミック講師・篤志面接委員]
塚越明夫 [篤志面接委員・保護司]
新井英夫 [体奏家・ダンスアーティスト]

講師プロフィール

●山本ゆかり/リトミック講師・篤志面接委員
国立音楽大学リトミック専修卒業後、舞踊療法・音楽療法を学ぶ。子ども達のコミュニケーション能力を身体を通し学ぶことができないかと研究し「ムーブメント・コミュニケーション」を考案。現在、小中学校にて指導する傍ら、拘置所・少年鑑別所などで、ムーブメント・コミュニケーションと絵本や詩の朗読をセットにしたカリキュラムで、心のケアと育成指導に取り組んでいる。日本音楽療法学会会員。

●塚越明夫/篤志面接委員・保護司
私立・中高一貫校にて43年間教鞭を執る。60歳から夏休みの期間少年院にて高等学校卒業程度認定試験受験希望者の指導にあたる。65歳に退職し、その後少年院の篤志面接委員となり、在院者の進路・進学指導等に取り組んで現在に至る。面接を通して子どもに寄り添い共に学び合おうと、“共学・共育・共生”をモットーに現在に至っている。69歳より保護司となり、更生保護の任をもって再発防止等にも務めている。信条は「苦楽一笑」。

●新井英夫/体奏家・ダンスアーティスト
自然に沿い力を抜く身体メソッド「野口体操」を創始者野口三千三氏より学び深い影響を受ける。投げ銭方式の市街地野外劇などアートでヒトとマチとの関係を紡ぐユニークな劇団活動を主宰、のち独学でダンスへ。現在まで国内外での舞台公演活動多数。舞台活動との両輪として、教育・福祉・社会包摂等に関わる現場で、乳幼児から高齢者まで幅広い対象に向けた身体表現&非言語コミュニケーションのワークショップ「ほぐす・つながる・つくる」をバリアフリーに日本各地で展開している。国立音楽大学・立教大学非常勤講師。

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