「コンテンポラリーダンスの可能性」 第5回

パリを舞台にこの30年の動きから伊藤 郁女の登場まで

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「コンテンポラリーダンスの可能性」 第5回
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2018年のダンスカフェサロンは、急速に発展を続けているアジアのダンスシーンに注目しながら、世界で同時進行的に発生している新たなコンテンポラリーダンスの可能性を紹介するセミナーです。最終回のシンポジウムでは、国内外におけるダンスシーンの歴史を振り返りながら、ダンスの発展と可能性を次世代へと伝えていきます。

第5回 12月15日(土)19:00開講

「パリを舞台にこの30年の動きから伊藤 郁女の登場まで」

講師:佳手 芙美
《第1部》フランスのコンテンポラリー・ダンスとバニョレ国際振付コンクール
《第2部》DVD上映 : パリを拠点に活動する日本人振付家・ダンサー伊藤郁女※作品


1975 年、パリ・オペラ座にカロリン・カーリソンのGRTOP(パリ・オペラ座演劇研究グループ)が結成され、クラシックバレエの殿堂、オペラ座で素足のダンサーのソロが発表された。それだけでも画期的な出来事だった。こうしたカロリン・カールソンの存在、アメリカのポストモダンダンスやマース・カニングハム、日本の舞踏の影響など、フランスのコンテンポリー・ダンスは、この時期に胎動していく。そこにもうひとつ注目すべきは、「バニョレ国際振付コーンクール」の存在がある。1976 年には、ジャン= クロード・ガロッタが、マギー・マランが1978 年に振付賞を受賞している。1981年、ジャック・ラングの文化大臣就任とともに、フランスのダンスは、文化政策のもとにダンス・コンテンポレンヌ「ヌーヴェル・ダンス」として花開いていく。


講師:佳手 芙美( かで ふみ)
舞踊批評家。フランスパリ第8大学演劇・映画博士課程DEA修了。『ダンスの現場から』主宰。「ピナ・バウシュ来日記念〜ピナ、ピナを語る」アーティスト・トーク、写真展、ワークショップ、「マース・カニングハム」、「ウィリアム・フォーサイス」来日記念イベントを主催・実施する。ダンス批評誌「DANCEART」、雑誌ユリイカ『 ピナ・バウシュの世界』_「ヴッパタール舞踊団主要作品解題」、 季刊インターコミュニケーション「ダンスフロンティアー身体のテクノロジー」 、雑誌 10+1「 コレグラファーと身体 カニングハム、フォーサイスそしてピナ」ほか。


伊藤郁女(いとう かおり)
5 歳よりクラシックバレエを始める。立教大学教育学科を卒業。20 歳にNY州立大学バーチェスカレッジへ留学。2002 年横浜ダンスコレクションで「財団法人横浜市文化振興財団賞」受賞。2003 年フランス人振付家F・ドゥクフレ『Iris』でソロパートを踊る。2004 年文化庁新進芸術家研修員としてA・エイリーダンスシアターに留学。その後、振付家A・プレルジョカージュ、シディー・R・シェルカウイ、A・プラテルの作品に参加。仏、スイスを拠点に活動する。2013 年カンパニー les ballets C dela B プロデュース『Asobu』を創作。2015 年に自らのカンパニーを立ち上げ、2018年の日本公演ではフランスマルセイユ初演(2015)の『私は言葉を信じないので踊る』を発表。この作品は、世界各国で100回以上の公演を重ねてきた。2017年『私を燃やして』2018 年『ロボット、私の永遠の愛』を発表。2015 年SADOより新人優秀振付賞、フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエ賞を受賞。フランスでは、クレテイユ芸術劇場、Le Centquatre-Paris のアソシエイト・アーティストとして活動している。


Photo by Yoichi Tsukada
Photo by YASKEI
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