2022年の初演好評につき、再演決定 !
作家・石原燃は本作で岸田國士戯曲賞にノミネート。
「中絶」の一夜に集まった世代も経験も価値観も異なる女たちを描きながら〝人権〟を鋭く問う舞台。
■ものがたり
大学生の多部が望まない妊娠をした。友人のみちるに相談して、安全な中絶を支援するカナダの団体から送ってもらった「中絶薬」での中絶を決めた。みちるは母の職場の同僚の涼と晶に助けを求め、晶の家で薬を飲もうとするが、みちるの母天野が、娘の妊娠を疑って乗り込んでくる。晶の母葉子に総菜を届けに来たまゆみも加わって、多部の周りに世代も経験も異なる6人の女たちが集まった。
中絶は悪いことなのか? 妊娠・中絶をめぐる歴史や、その裏にある政治や国家の思惑が語られる。女たちは、それぞれの過去に思いを馳せながら多部の中絶を見守る。
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作中に、フラッシュバックを起こす恐れのある台詞があります。
心配がある方は、ご自身の状態に注意してご覧ください。
キャスト/スタッフ
【出演】
静谷葉子:志賀澤子
静谷 晶:洪美玉
水越まゆみ:奈須弘子
天野ゆき:原口久美子
高崎 涼:永野愛理
多部真紀: 彦坂紗里奈
天野みちる: 林 亜里子
【音楽】国広和毅
【舞台監督】香坂奈奈
【衣装】稲村朋子
【振付】三東瑠璃
【照明】真壁知恵子
【音響】川崎理沙 島 猛
【映像】三木元太
【宣伝美術】Judith Clay 奥秋 圭
【舞台監督】浅井純彦
【制作】太田 昭