2016年から国立演芸場で年3回開催してきた四人会、第22回。東池袋に会場を移します。今年2回目の「一天四海」は昭和の日に開催です。（休日のため、開演時間が通常より30分早い18:00です）
立川流で寄席経験者、向島生まれの口調の良さと軽妙さ、垣間見える愛嬌とバランスが絶妙な立川龍志、落語協会から、快活でサッパリとした華やかな高座、紫綬褒章受章の入船亭扇遊、落語芸術協会からは、登場してからの間から淡々とまことしやかなマクラで爆笑を取り、古典落語を自在に操る瀧川鯉昇、そして落語協会副会長、メディアで活躍の中、高座に真摯に取り組む、ご存知林家正蔵。
所属を超えた三派のベテランが和やかな空気の中、それぞれの味わいを存分に生かした高座をお届けする珠玉の会。



番 組　一、開口一番　
　　　 一、猫　 久 　　立川龍志　
　　　 一、藁人形　　　林家正蔵
　　　　　　　　ー仲入りー　
　　　 一、提灯や　　　瀧川鯉昇
　　　 一、ねずみ　　　入船亭扇遊
★先代柳家小さんの十八番、カラッとかるい龍志師匠にぴったりな「猫久」、ストーリーテラーとして噺の世界をじっとりと描く正蔵師「藁人形」、鯉昇師ならではの軽快さが楽しい「提灯や」、トリ扇遊師、いつ聴いても心あたたまる気持ちのよい「ねずみ」。