フェスティバル / トーキョー19 

『ファーム』

『ファーム』
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韓国演劇の新世代がしなやかに斬りこむ
生命とテクノロジー、人間の物語

あらたな舞台言語の創出を目指すアーティスト・コレクティブ「プロジェクト・ホワイル」のメンバーで、親殺しの少年のもとを捨て猫などの珍客が訪れるコ・ヨノクの『お客さんたち』(17)で韓国評論家協会「今年の演劇ベスト3」に選ばれるなど、韓国演劇の新世代演出家として注目を集めるキム・ジョン。大胆な演劇的空想力とユーモアを持ちつつ現代社会の課題に向き合う彼が、自国の俳優たちと共に、松井周の戯曲『ファーム』の演出に取り組みます。2014年に松井が主宰する劇団サンプルで上演された同作は、人工生命や再生医療技術が発達した近未来の家族、男女、親子の物語。近親者による遺伝子操作、体内での臓器培養......と、タブーを逸脱しながら人間の本質を露わにしていく戯曲の世界観は、キムの緻密なテキスト解釈と、柔軟な感性と出会い、どんな表情を見せるでしょう。

【演出】キム・ジョン
【作】松井 周


【出演】
ナム・ミジョン パク・ジョンテ チェ・ヒジン イム・ヨンジュン クォン・ジョンフン キム・スンイル


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