※日本語/ペルシア語上演
劇作家と俳優、ぶっつけ本番の出会いの先にあるのは―
毎ステージ異なるキャストで、リハーサルはなし。俳優に求められるのは、作品の内容、自分の役割について、何も知らずに本番を迎えること。そんな一風変わった作品で、45カ国以上の劇場を旅してきたのは、イラン出身で、ドイツ・ベルリン在住の劇作家、ナシーム・スレイマンプール。本作は、『白いウサギ、赤いウサギ』など、世界各地で翻訳上演される戯曲を手がけてきた彼が、「母語のペルシア語で伝える」ことを主眼に執筆した作品です。
いったん本番が始まれば、俳優は、たった一人で、作家本人が出す指示に従い、話し、行動するのみ。次第に打ち解け、リラックスしたムードで展開する二人のコミュニケーションは、時に観客をも交えながら、言葉の力、言葉とアイデンティティの結びつきといったテーマへと接近していきます。
キャスト/スタッフ
【作・出演】ナシーム・スレイマンプール
【出演】
11/9 (金)19:30 塙 宣之(ナイツ)
11/10(土)14:00 丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)
11/11(日)14:00 ドミニク・チェン
18:00 森山未來(追加公演)