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2月4日(水)〜15(日)
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15回公演 |
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『ちっちゃなエイヨルフ』
○作:ヘンリック・イプセン
○演出:タニノクロウ
○出演:勝村政信/とよた真帆/野間口徹/馬渕英俚可
マメ山田/星野亜門(Wキャスト)・田中冴樹( W キャスト)
○上演台本:笹部博司
○美術:朝倉摂
○主催:(株)メジャーリーグ
○共催:(財)としま未来文化財団
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『厄介なお困りものは、ありませんか?
いたら取り除いてさしあげます。』
『そんなものは、この家にはない』
『本当に?』
また、イプセンの戯曲を演出するかと思うと、正直ぞっとする。
役者の演じることを拒絶させるように、演出家が指揮することをこばませるような作品だからだ。
もう一度、その世界に入る。
心から震えるが・・・とてもありがたいと思う。
演出/タニノクロウ
イプセンは心の浄化槽である。そこには心を解き放ち、優しく包みこむ癒しの構造がある。
出口の見当たらない現代こそイプセンの時代である。
プロデューサー/笹部博司

ノルウェーの片田舎。
この町の有力者の娘リタ(とよた)と学校の教員でもあり、作家でもあるアルメルス(勝村)には、足がビッコの9歳の息子エイヨルフがいる。
2人は、息子の家庭教師を、アルメルスの腹違いの妹アスタに頼んでいる。
また、このアスタの事を好きな近所の土木技師ボルクハイムは、アスタに会うため、よくこの家に顔を出す。
ある日、鼠ばあさんなる、ネズミ駆除を請け負う老婆が、
「厄介ものはいないか、厄介ものは、あたしが駆除してさしあげよう。」と、この一家を訪れる。
一家は気味悪がるが、エイヨルフは、まるでハーメルンの笛吹きのように、この老婆について行き、海でおぼれ死んでしまう。
かくして、このドラマは、ベールがはがされ、一気にそれぞれの内面が露出していく。
アルメルスは元々貧乏な臨時教員で、リタに買われた男である。
快楽を与えるために。そして二人が快楽にふけって、まだ赤ん坊だったエイヨルフを放っておいたため、エイヨルフエイヨルフは机から落ち、ビッコになったのだ。
二人にとって心の重荷でもあったエイヨルフ、いなくなればという密かな願望を、鼠ばあさんは実行したのだ。それは二人に罪の意識と、大きな空白を残すことになる。
それを機に、夫婦の中はどんどんと破滅の方向へと突っ走る。
ボルクハイムは、アスタの事が好きで好きでたまらない。
この家から、今すぐにでもアスタを連れ去りたいと考えている。
アスタも、彼には好意を抱いているが、兄のアルメルスへの密かな思いを捨て去ることができず、なかなかそちらへは行けない。
かくして、四人の人間のそれぞれの思いが入り乱れ、嘘と欺瞞が露出し、どんどん本音があぶりだされ、あまりにも人間的な世界が繰り広げられていく。やがて…。
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※Wキャスト公演スケジュール:星野亜門(2/4-2/9)・田中冴樹(2/10-2/15)
※未就学児童のご入場はご遠慮下さい。

料金 |
全席指定
○一般/6,500円
○としま未来友の会/6,000円
(としま未来友の会チケットは、あうるすぽっとチケットコールのみ前売取り扱い)
○友の会について |
前売開始 |
一般発売/10月25日(土)
としま未来友の会先行/10月22日(水) |
チケット
取扱 |
○サンライズプロモーション東京
0570-00-3337 |
チケットぴあ
http://t.pia.jp/
0570-02-9999(Pコード388-002 ) |
ローソンチケット
http://l-tike.com/
0570-084-003(Lコード32003)
0570-000-407(オペレーター対応) |
CNプレイガイド
0570-08-9999(オペレーター対応 ) |
イープラス
http://eplus.jp/(パソコン・携帯) |
あうるすぽっとチケットコール
03-5391-0516(10:00〜19:00/3階劇場事務所にて販売/郵送不可) |