ブリジット・ジャーク=ヴァジュマン（Brigitte Jaques=Wajeman）
フランスを代表する演出家の一人アントワーヌ・ヴィテーズに師事し、69年俳優として初舞台を踏む。1974年にフランソワ・ルニョーと劇団「パンドラ」を結成、以後、演出家として活躍。ルイ・ジュヴェのコンセルヴァトワールでの授業速記録をもとにした「エルヴィール・ジュヴェ40」（1987初演）のほか、ギリシャ古典劇からコルテスといった現代作品まで、その演出で手掛ける作品の幅は広く、コメディ・フランセーズをはじめとする国内外の主要劇場・演劇フェスティバルなどで多くの作品が上演されている。91年からはオーベルヴィリエ国立演劇センターのディレクターをつとめた（〜97年）。国立高等演劇芸術技術学校での俳優教育経験（1981-89）があり、2006年からは国立高等師範学校でも演劇の授業を担当している。