ワークショップ・レクチャー
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| あうるすぽっと伝統芸能講座「第二回文楽・素浄瑠璃 ワークショップ」
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|   | 文楽は能楽、歌舞伎とともに、日本の伝統芸能として世界に誇りうる優れた舞台芸術です。 文楽は三業(太夫、三味線、人形)で成り立っています。その音楽的要素である義太夫節(浄瑠璃)は、太夫と三味線の語りによって、舞台の人形に生命を吹き込み、物語の内容を的確に表現し、観客に伝える重要な役割を担っています。
 このワークショップでは若手技芸員の太夫と三味線による素浄瑠璃の実演とレクチャーを通して、文楽の魅力を体験していただきます。
 今回の演目は『傾城阿波の鳴門(けいせいあわのなると)〜巡礼歌の段』。この段には「父様(ととさん)の名は十郎兵衞、母様(かかさん)の名はお弓と申します」という良く知られている詞章があり、これは訳あって父母を探して巡礼を続けている幼い娘おつるの台詞です。どんな物語なのでしょうか。素浄瑠璃とレクチャーを通じて知っているようで知らない文楽の作品や浄瑠璃の魅力を探ります。文楽未体験の方にも、楽しさや奥深さに触れていただけるプログラムです。
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■出演予定
太夫:竹本相子大夫
三味線:鶴澤清馗
■素浄瑠璃 『傾城阿波の鳴門』〜巡礼歌の段〜
|  | 竹本相子大夫 たけもと・ あいこだゆう (人形浄瑠璃文楽座・太夫)
 
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|  | 鶴澤清馗 つるさわ・せいき (人形浄瑠璃文楽座・三味線)
 
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ワークショップお申し込み
| 日時 | 5月24日(火曜) 開演19時 (開場は30分前)
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| 参加費 | チケット制(全席自由) 3,000円 ※未就学の方はご入場できません
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| チケット発売日 | 4月6日(水曜) | 
| チケット取扱 | ■あうるすぽっとチケットコール 03-5391-0516 (10:00-19:00/3階事務室にて販売/郵送可※)
 
 ■としまみらいチケットセンター
 03-3590-5321(郵送不可)
 
 ■電子チケットぴあ
 http://t.pia.jp/
 0570-02-9999(Pコード:618-889)
 
 ※あうるすぽっとチケットコール郵送取扱
 チケットコールにてご予約後、代金+郵送料を
 (みずほ銀行 池袋支店 普通口座 2680995)へお振込ください。
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あうるすぽっと おとなのアカデミー 第1弾
豊島区内在住・65歳以上の方 特別ご招待!
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本講座に区内在住・65歳以上の方を30組60名様、抽選でご招待します。
 興味があっても機会のなかった方、
 一人での外出が不安な方、
 ご友人ご家族と一緒に劇場に足を運んでみませんか?
 
 このプログラムは、舞台や文楽の世界に初めて触れる方にも楽しんでいただけるよう工夫して構成しています。三味線の音色と太夫の語りによる素浄瑠璃と「文楽」の解説を聴きながら、まずはその世界に触れてみてください。本講座をきっかけに、きっと舞台の面白さに出会えるはずです。
 あうるすぽっと おとなのアカデミー とは・・・あうるすぽっとは高齢者の方へ文化芸術面から個性豊かで'いきいき'とした暮しをサポートする劇場を目指し『おとなのアカデミー』と称して様々な芸術に触れる機会を提案していきます。舞台芸術の鑑賞のみならずワークショップやレクチャーなど体験型プログラムを提案し、かつ参加しやすい機会を設けることで、新たな関心や意欲を呼び起こし、地域に心ゆたかな暮しを普及していくことを目指します。本講座への特別ご招待はその第一弾です。
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| ○対象: | 豊島区在住・65歳以上 | 
| ○応募方法: | 往復ハガキにて・5月10日(火)消印有効 (以下[1]〜[6]をご記入の上、応募先までお送りください。)
 [1]氏名、[2]参加人数(1人か2人か)、[3]住所、[4]電話番号、[5]年齢
 [6]車イスでのご来場の有無
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関連展示「河原久雄 文楽写真展」開催
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本講座の開催と連動して劇場ホワイエ(ロビー)にて、「文楽」の世界を第一線で撮り続けるフォトグラファー河原久雄氏の写真展を昨年に引き続き開催します。
昨年好評を頂いた展示作品に加えワークショップで素浄瑠璃として実演する写真も展示予定です。ワークショップ参加の方のみならず、どなたでもご観覧いただけます。 | 
| 会期 | 4月28日(木曜)〜5月24日(火曜) (※但し、5月9日〜11日 休館) | 
| 会場 | あうるすぽっと劇場ホワイエ(ロビー) | 
| 時間 | 12時〜18時 入場無料 | 
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| 傾城阿波の鳴門 /おつる/ 吉田 簑二郎 | 鑓の権三重帷子/おさゐ/吉田 文雀 | 和田合戦女舞鶴/板額/吉田 文雀 | 
河原 久雄(かわはら ひさお) フォトグラファー
1948年京都市生まれ。藤川デザイン学院 (現、京都造形芸術大学)卒。大阪三宅信吾氏に師事。
大阪日経広告写真部、札幌凸版アイデアセンター写真スタジオを経て、84年東京にてフリーとなる。
広告写真の道を歩む一方、87年に偶然撮影の機会を得た文楽に魅せられ、以降は「文楽」の撮影に没頭し今日に至る。国内外での展覧会、出展多数。主な著書に『文楽-人形のこころ-河原久雄写真集』(講談社)、『河原久雄 文楽写真集』(日本経済新聞出版社)
主催:(財)としま未来文化財団/豊島区 
企画製作:あうるすぽっと/劇書房
協力:人形浄瑠璃文楽座むつみ会