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2009年6月1日(月)〜6月30日(火) |
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「第一回 日韓演劇フェスティバル」
○主催:日本演出者協会/韓国演出家協会
○共催:としま未来文化財団
○共同企画製作:日本演出者協会/韓国演出家協会
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日本演出者協会と韓国演出家協会の二つの組織が中心となり、
演劇を通して、日本と韓国の文化交流を目指すフェスティバル。
5人の演出家がそれぞれ相手国の戯曲を演出し上演するメイン事業に加え、
シンポジウム、リーディング、ワークショップ、ホワイエでのイベントや絵画の展示など、
盛りだくさんでお届する1ヵ月です。
●開催趣旨
日本演出者協会は、韓国との文化交流を目的として、1992年より韓国演劇協会とともに『日韓演劇人会議』を始め、隔年おきにお互いの国でのシンポジウムやお互いの演劇を含めた文化を見合う事業を続けてきました。
また、1999年より『国際演劇交流セミナー』を始め、〈韓国特集〉は毎年実施することを基本方針として、演出家、劇作家を招いてきました。
2002年より交流をよりいっそう拡大し、具体化する為に、『日韓演劇交流センター』を提案し、主導してきました。
日韓演劇交流センターは過去6年間において韓日演劇交流協議会と隔年おきにお互いの国の文化庁の助成を得て日本の戯曲、韓国の戯曲のリーディングをおこなってきました。
その間、それぞれ15本の戯曲が翻訳されました。
そういった経過を経て、日韓ともに国民レベルでの交流を更に深めるべく『日韓演劇フェスティバル』の開催いたします。
第一回目の本年は、日本の演出家が韓国の戯曲を、韓国の演出家が日本の戯曲を上演するということをモチーフに、日本、韓国の歴史の中で初めて、日本演出者協会と韓国演出家協議会の二つの組織が中心となり、日韓の演劇を通して、本格的な文化交流をしていこうということになりました。戯曲の上演だけでなく、学生による戯曲リーディング、シンポジウム、また音楽、絵画などの紹介を同時に行い、更に相互の文化や生活を知ってもらうことを課題としています。
●上演作品一覧
日韓5人の演出家が相手国の戯曲を上演する本フェスティバルのメイン事業
作品名 |
演出家 |
作者 |
『ブラインドタッチ』 |
キム・カンボ |
坂手洋二 |
『ちゃんぽん』 |
森井 睦 |
ユン・ジョンファン |
『壁の中の妖精』 |
ソン・ジンチュク |
福田善之 |
『七山里』 |
福田善之 |
イ・ガンベク |
『狂ったキッス』 |
鐘下辰男 |
チョ・ガンファ |
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6月4日(木)〜6日(土) |
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キム・カンボ |
『ブラインドタッチ』
○作・坂手洋二
○演出・キム・カンボ
○出演・韓国人俳優による
学生運動のさなかに逮捕された男と、彼の冤罪を晴らす支援グループの女。獄中結婚を果たし、十数年を経て始めて一緒に暮らすようになった二人。その日から舞台は始まり、もがきながらもお互いを捉えようとする夫婦を通して日本の社会問題へとふれていく作品。
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14:00 |
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○ |
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19:00 |
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○ |
○ |
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※時間の変更がございました。ご確認ください。
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6月10日(水)〜13日(土) |
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森井睦 |
『ちゃんぽん』
○作:ユン・ジョンファン (訳・津川泉)
○演出:森井睦
○出演:日本人俳優による
1980年5月18日、民主化を求める活動家と学生や市民を、韓国軍が武力弾圧する事件が光州で起こった。その事件が、ちゃんぽん一杯のために起きたというとんでもない誤解で始まるブラックコメディ。
辛く重い素材を、卓越した想像力により大衆の目線で軽やかに描いた作品。 |

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14:00 |
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○ |
○ |
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19:00 |
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○ |
○ |
○ |
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6月16日(火)〜18日(木) |
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ソン・ジンチェク |
『壁の中の妖精』
○作:福田善之
○演出:ソン・ジェンチェク
○出演:韓国人俳優による
日本の植民地時代末期から朝鮮戦争勃発までの長きに渡り、壁の中に夫を匿った妻とその娘の物語。
一人の女優が、その家族は勿論、警察官や娘の恋人など26もの役を演じて魅せる。マダン劇の要素も取り入れたミュージカル。スペイン動乱の原作を見事に翻案した舞台。
※公演内容を一部変更いたしました。ご了承ください。
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火 |
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○ |
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19:00 |
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○ |
○ |
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6月21日(日)〜23日(火) |
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福田善之 |
『七山里』
○作・イ・ガンベク (訳・秋山順子)
○演出・福田善之
○出演・日本人出演者による
七つの山に囲まれた寒村。孤児をひきとり、護り慈しみ育てるひとりの女が、村の方針で消し去られようとしていた…。
そこにかつて迫害されながらも生き抜いた孤児たちが、養母のために成長した姿で集まってくる。
回想と現実を織り交ぜて描かれる、移り行く時代と変わらぬ愛の叙情詩。 |

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14:00 |
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○ |
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○ |
○ |
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19:00 |
○ |
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6月26日(金)〜29日(月) |
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鐘下辰男 |
『狂ったキッス〜接触への熱望〜』
○作・チョ・ガンファ (訳・木村典子)
○演出・鐘下辰男
○出演・日本人出演者による
都市に生きる5人の男女の愛情模様を描いた作品。
愛を追い求めながらも、最後には自己崩壊へと向かっていってしまう5人の姿を通し、都市の孤独と急遽感の中に生きる時代人の愛と情熱の有様を描き出す。 |

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○ |
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○ |
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●シンポジウム等
【会場:劇場・ホワイエ】
期間中、劇場(ホール内)およびホワイエ(ロビー)にて日韓の文化交流をはかるシンポジウム等を開催。
6月1日(月) 前夜祭 18:30〜 劇場 入場無料 |
○フェスティバル出演者による一言スピーチ
○オープニング・ステージ
出演:ヨン・ミンチ&サンタ、高定淳(民俗工房)朝鮮舞踊、独舞 |
6月7日(日)ワンコリアフェスティバルDAY 劇場・ホワイエ 有料 |
【ステージ公演】
第1部 13:00〜16:00
第2部 17:00〜20:00
出演:朴保バンド、沢知恵、夫歌寛、SANTA&チャンゴフィーバー、
はなこりあ、ピョンインジャ、民俗工房・キムオル、ユンヘヨン
○チケット
前売:2,000円/当日:2,500円
1部・2部通し券 前売3,500円/当日4,000円
(問合)日本演出者協会 03-5909-3074 |
6月15(月)ロビー・シンポジウム 19:30〜 ホワイエ 入場無料 |
【シンポジウム】
『詩人キム・ソウォルをめぐり』
韓国のプーシキンとして近年注目を集める詩人、金素月(キム・ソウォル)をめぐるシンポジウムとその詩の朗読。 |
6月17日(水)ロビー・シンポジウム 16:00〜18:00 ホワイエ 入場無料
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【シンポジウム】
『日韓の照明事情の違い』
日韓両国の第一線で活躍する照明家、演出家によるシンポジウム。
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6月30(火) エンディング・セレモニー 18:30〜 ホワイエ 入場無料 |
【シンポジウム】
『チョンソリ〜これからの日韓〜』
チャンソリは’言いたい放題’というニュアンスのハングルです。ぜひ、あなたも参加してください!
【ステージ】
エンディングステージ
出演:朴保バンド/天真五相 |
●リーディング公演
【会場:ホワイエ】
ホワイエ(ロビー)にて韓国戯曲のドラマリーディングを開催。
6月6日(土)12:00〜、6月8日(月)19:00〜(追加公演) |
『野原にて』
作:イ・ガンペク 訳:津川泉 演出:宮田慶子
出演:豊島区高校演劇部
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6月3日(水)19:00〜,6月9日(火)19:00〜 |
『愛を探して』
作:キム・ガンリム 訳:石川樹里 演出:家田淳 |
6月6日(土)19:00〜,6月14日(日)14:00〜 |
『離婚の条件』
作:ユン・デソン 訳:津川泉 演出:梅田宏 |
6月20日(土)14:00〜,6月23日(火)19:00〜 |
『鳥たちは横断歩道を渡らない』
作:キム・ミョンファ 訳:石川樹里 演出:左藤慶 |
6月21日(日)17:00〜,6月28日(日)17:00〜 ※時間が変更になりました。 |
『無駄骨』
作:チョン・ヂン 訳:青木謙介 演出:中野志朗 |
●音楽・舞踊等
【会場:ホワイエ】
開催期間中、劇場ホワイエ(ロビー)にて、音楽・舞踊等のイベントを予定しています。
出演予定アーティスト |
西村舞子
韓国舞踊 韓国楽器(チャング クェンガリ) 韓国語 |
SANTA“散打” |
韓国伝統打楽器の若きカリスマ、閔栄治(ヨン・ミンチ)を中心に韓国と日本のアーティストが集結。
韓国伝統音楽、伝統芸能の要素をベースにした全く新しいポップサウンド。 |
はなこりあ |
高知のよさこいと朝鮮半島のアリランを融合させた「よさこいアリラン」。
ハングルで「一つ」を意味する「ハナ」と、日本語の「花」をかけ、日本、韓国、在日の関係を軸に平和への願いを踊りによって共有し、表現します。 |
他、多数のアーティストの出演を予定しています。
※作品及び関連イベントはすべて予定です。今後予告なく変更する可能性があります。
※一部日程、内容を変更しております。最新情報は、随時ホームページにてお知らせします。 |

料金 |
全席自由
○一般/3,500円
○学生/2,500円
○通し券(5作品共通)/10,000円
○としま未来友の会/3,150円
(あうるすぽっとチケットコール・としまチケットセンターのみ前売取扱)
○友の会について
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前売開始 |
一般/としま未来友の会共通 4月1日(水) |
チケット
取扱 |
日本演出者協会
TEL 03-5909-3074 |
イープラス
http://eplus.jp/(パソコン・携帯) |
あうるすぽっとチケットコール
TEL 03-5391-0516
(10:00-19:00/3階事務室にて販売/郵送不可) |
としまみらいチケットセンター
03-3590-5321(郵送不可) |