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スガダイロー五夜公演『瞬か』第四夜 酒井はな コメント

第四夜(11/3)に登場するバレエ・ダンサー酒井はなさんよりコメントが届きました!
新国立劇場のオノラブル・ダンサー(名誉ダンサー)として日本のバレエ界を牽引する彼女とのステージは、五夜の中でも異彩を放っています。
‘即興’というテーマのもと、一期一会のあまりにも貴重な一夜ー。
お見逃しなく!!

−今回は事前打ち合わせ無しの初顔あわせでのステージになります。
ステージでのご自身の役柄、ストーリーは事前に決めていかれますか?

酒井:“酒井はな”そのままでいこうと思っています。ストーリーは考えていますが、そのときに刻々と変わってしまうかもしれません。

−今回はスガダイローと酒井さんの関係をその場で作り上げていくことになります。 

酒井:私は、即興対決は初めてなのでとてもとても未知なる世界です。打ち合わせ無し!私のキャリアで初めてです。

−今回は繋がること、共有されることを目指されるのでしょうか?それとも対決されるのでしょうか?

酒井:対決したいし、調和もしたいです。だだ、アンテナを張り彼との時間、空間を自由にいさせてもらいます。

−スガダイローはその音楽にメロディやコードやリズムで巧妙に「日本」を込めるピアニストです。
能の津村禮次郎さん、和太鼓の佐藤健作さんとの共演をされている酒井さんとの共演にはそういう側面で、調和するのではと、期待をしてしまいます。

酒井:私は、日本で学び育ったダンサーで、国産です。「和」です。津村先生や佐藤さんとご一緒させて頂き、素晴らしい経験で沢山の勉強させて頂いております。
いったい…どうなるのでしょう…、私も楽しみです。

−酒井さんはバレエにおいて美しく正確な動きを追求されていると思います。
スガダイローは時に「ズレる」こと「ズラす」ことが生む美しさを見せてくれるピアニストです。

酒井:バレエのスタイルをしかともちながら「ズレ」に対応出来たらと思います。
がバレエ以外のダンスの要素を織り交ぜたいとも考えています。

−最後にスガダイローとの共演(もしくは対決)についての意気込み、思いがあればお願いします。

酒井:このような、初めての出来事に挑戦させていただく機会に感謝しています。私の引き出しにありったけをつめて11月3日伺います。
自分自身、自分に驚けるよう、アイディア・発想力無限大に豊かに挑みたいです。

(取材・文:柳樂光隆)


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