新国立劇場のオノラブル・ダンサー(名誉ダンサー)として日本のバレエ界を牽引する彼女とのステージは、五夜の中でも異彩を放っています。 ‘即興’というテーマのもと、一期一会のあまりにも貴重な一夜ー。 お見逃しなく!! −今回は事前打ち合わせ無しの初顔あわせでのステージになります。 酒井:“酒井はな”そのままでいこうと思っています。ストーリーは考えていますが、そのときに刻々と変わってしまうかもしれません。 −今回はスガダイローと酒井さんの関係をその場で作り上げていくことになります。 酒井:私は、即興対決は初めてなのでとてもとても未知なる世界です。打ち合わせ無し!私のキャリアで初めてです。 −今回は繋がること、共有されることを目指されるのでしょうか?それとも対決されるのでしょうか? 酒井:対決したいし、調和もしたいです。だだ、アンテナを張り彼との時間、空間を自由にいさせてもらいます。 −スガダイローはその音楽にメロディやコードやリズムで巧妙に「日本」を込めるピアニストです。 酒井:私は、日本で学び育ったダンサーで、国産です。「和」です。津村先生や佐藤さんとご一緒させて頂き、素晴らしい経験で沢山の勉強させて頂いております。 −酒井さんはバレエにおいて美しく正確な動きを追求されていると思います。 酒井:バレエのスタイルをしかともちながら「ズレ」に対応出来たらと思います。 −最後にスガダイローとの共演(もしくは対決)についての意気込み、思いがあればお願いします。 酒井:このような、初めての出来事に挑戦させていただく機会に感謝しています。私の引き出しにありったけをつめて11月3日伺います。 (取材・文:柳樂光隆) |
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